こんにちは、こげまるです。
定期購読ススメ第3回、今日は福音館書店についてです。
福音館書店は子どもの頃から読んでいて、個人的にはとてもなじみ深いです。
「こどものとも」シリーズは読んだことのある方も多いのではないでしょうか。
福音館書店の定期購読とは?
福音館書店は絵本界を支えてきた出版社
福音館書店は歴史ある出版社です。
「こどものとも」の初刊行は、なんと1956年!
以来60年以上もの間、人気の絵本を世界に送り出しています。
だるまちゃん、ぐりとぐら、ばばばあちゃん、わにわに…
誰もが一度は読んだことがある名作をたくさん生み出しています。
福音館書店の絵本を一冊も読んだことがない子どもはいないんじゃないかしら
歴史あり、名作ありの出版社ですね。
定期購読の申込み
福音館書店の申込み方法は3つです。
幼稚園・保育園経由の申込み、書店で申込み店頭で受け取る場合、送料はかかりません。
送料無料は嬉しい!
年度の途中からでも申込みができます。
年度途中の申込みの場合、それまでの絵本がまとめて配本され、翌月分からは1冊ずつ届きます。
6月に申込むと、4~7月分がまとめて届き、7月以降は1冊ずつ届きます
絵本クラブと違い、配本のカスタマイズはできません。
年齢・興味に合わせた全18コース
福音館書店の定期購読には、2つシリーズで全18コースもの種類があります。
ほとんどのコースが、赤ちゃん~未就学児向け。
例外は、小学3年生以上向けの「たくさんのふしぎ」、保護者向けの「母の友」の2つです。
「たくさんのふしぎ」になると。ボリュームも内容もぐんとレベルアップします!
福音館書店の絵本の種類
福音館書店の絵本には、ソフトカバー版とハードカバー版の2つがあります。
この2つの違いは、表紙の厚み。
絵本の内容に違いはありません。
ソフトカバーで出版された人気作が、数年後にハードカバー化されているようです。
わにわになどの人気シリーズ作品も、最新作はまず月間絵本のソフトカバー版で出版されます。
ハードカバー化されるまで何年かかかるので、ソフトカバーの最新作は要チェックですよ!
福音化書店には「ものがたり絵本」と「かがくの絵本」があります。
「かがくの絵本」で扱うテーマは、身近な動植物、道具や現象など。
ちょっと難しそうなイメージですが、基本は「ものがたり絵本」と同じ。
子どもの年齢、興味に合わせた内容になっています。
月刊絵本シリーズ
月刊絵本シリーズとは
月刊絵本シリーズは全部で10コース。
新作絵本が届くコースと、人気絵本がソフトカバー版で届くコースがあります。
月刊絵本シリーズは、毎月ソフトカバー版の絵本が届きます。
対象年齢 | コース名 | 月額 |
10ヶ月~ | 【新作/物語】こどものとも0.1.2 | 460円 |
2歳 | 【人気/物語】えほんのいりぐち | 460円 |
3・4歳 | 【新作/物語】こどものとも年少版 | 460円 |
4・5歳 | 【新作/かがく】ちいさなかがくのとも | 460円 |
4・5歳 | 【新作/物語】こどものとも年中向き | 460円 |
4・5歳 | 【人気/物語】こどものともセレクション | 460円 |
5・6歳 | 【新作/物語】こどものとも | 460円 |
5・6歳 | 【新作/かがく】かがくのとも | 460円 |
小学3年~ | 【新作/かがく】たくさんのふしぎ | 810円 |
大人向け | 母の友 | 700円 |
お財布にも収納にも優しいソフトカバー版
幼児向け絵本がひと月460円。
新作や人気絵本がこの値段で手に入るのは、福音館書店の定期購読くらいではないでしょうか。
さらに、ソフトカバー版の厚みは1冊約3mm。
1年間12冊でもたった4cmという驚異の薄さです。
本棚でかさばらず、軽いので持ち運びにも便利ですね。
赤ちゃん向けの「こどものとも0.1.2」は赤ちゃんの安全に配慮した設計で、角は丸く厚紙で出来ています。
厚紙なので折れにくく、つるっとしたコーティングなので多少のよだれも汚れも大丈夫。
厚さは9mmありますが、赤ちゃんに特化したつくりで安心ですね。
赤ちゃんへ絵本を届けたい!という愛を感じます
良いところばかりのソフトカバー版ですが、ハードカバー版と比べ、耐久性は劣ります。
また、厚みがないゆえに背表紙のタイトルがやや見えにくいです。
雑に扱うと確実に傷むので、本の扱いには注意しましょう。
新刊コースは手持ちの本とかぶる心配なし
新作が届くコースは、手持ちの絵本とかぶる心配がありません。
毎月新しい絵本と出会えます。
福音館書店の人気シリーズの最新刊が出るのも、この新作コース。
2023年度には「わにわに」シリーズの最新作が出ましたね!
新作絵本って面白いの?
と不安に思う方もいるかもいるかもしれませんが、そこは歴史ある福音館書店。
数多くの名作を生みだしてきたからこその、安定のクオリティです。
低価格だからこそ、組み合わせて購読できる
低価格の月刊絵本シリーズは、2つのコースを購読しても月額1000円以下。
たくさんの絵本をそろえたい方には、組み合わせての購読がおすすめです。
特におすすめなのは、物語とかがくの組み合わせ!
子どもの心を、物語とかがくとの、多方面から育むことができます。
ライブラリーシリーズ
ライブラリーシリーズとは
ライブラリーシリーズは全部で8コース。
幼稚園・保育園を通じてだけ申し込める特別なコースです。
福音館書店の人気作から、毎月ハードカバー版の絵本が届きます。
いろいろなテーマの絵本が読めるコース
対象年齢 | コース名 | 月額 |
10ヶ月~ | 物語】あかちゃんえほんライブラリー | 990円 |
1・2歳 | 物語】うさこちゃんライブラリー | 880円 |
3・4歳 | 【物語】年少ライブラリー | 990円 |
4~6歳 | 【物語】特選こどものともライブラリー | 1100円 |
すきをとことん!テーマ別コース
対象年齢 | コース名 | 月額 |
3~5歳 | 【物語】はじめての世界傑作えほん ライブラリー | 990円 |
5・6歳 | 【かがく】知識ライブラリー | 990円 |
5・6歳 | 【かがく】のりものえほんライブラリー | 1100円 |
5・6歳 | かがくライブラリーたべもの | 1100円 |
厳選された人気作品
ライブラリーシリーズで扱う絵本は、評価の高い人気作品です。
全国学校図書協議会などの選定や推薦を受けたものもあります。
良質な絵本をそろえたいときに間違いのないシリーズです。
ただ、人気だからこそ、手持ちの絵本とかぶる可能性があります。
人気作ゆえの問題点…
コースの中に1つでも持っている本があると迷いますよね。
絵本クラブと違い、カスタマイズはできません。
書店では販売されていない絵本が手に入る
ライブラリーシリーズの中には、書店では販売していない絵本もあります。
復刻を望まれている人気作を、特別にハードカバー化した、いわばライブラリー限定復刻版。
ここでしか手に入らない貴重な絵本です。
特選こどものともライブラリーは12冊すべてが限定復刻!
今は手に入らない名作をコレクションできるチャンスですね。
丈夫で長持ち!ハードカバー版
ハードカバー版は、ソフトカバー版の2倍のお値段と、ややお高め。
ですがその分、丈夫で長持ちです。
実家にある絵本は30年経ってもまだまだ現役!
厚みもあるので、収納スペースが必要ですが、本棚での見栄えは抜群。
背表紙のタイトルも見やすく、ステキな本棚になります。
とことん「すき」な絵本を!テーマ特化の名作集
ライブラリーシリーズには、テーマに特化したコースがあります。
バラエティ豊かなラインナップも魅力的ですが、こどもの「すき」をとことん楽しめるのもとっても魅力的ですよね。
テーマは毎年変わるようですが、2024年度はこちらのテーマです。
ちなみに、2023年度はこちらのテーマでした。
年度により扱うテーマがまったく異なります。
気になるテーマがあれば購読してみるのもオススメです。
まとめー歴史ある「こどものとも」後悔しないクオリティ
今日は福音館書店の定期購読についてまとめました。
月刊もライブラリーも、福音館書店の絵本はクオリティが高いです。
後悔しないクオリティなので、気になるコースがあれば、ぜひお子さんと一緒に絵本の世界へ一歩踏み出してほしいです。
わが家の福音館書店の定期購読事情についてもお話ししたかったのですが、長くなったのでおまけとして次回まとめます!