保育園って可哀想なの?預けるメリットとデメリットを考える

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こんにちは、こげまるです。
4月からの新生活、みなさん慣れてきたでしょうか?
4月は変化が大きくて、親も子もどきどきしますよね。
特に、今年から保育園デビュー!というご家庭は慣れない日々に大変な思いをしていると思います。

わたしも、長女を初めて保育園に預け始めた4月は大変でした

今日は、子ども3人を0歳から保育園に通わせたわたしが、保育園のメリットとデメリットについて語ります!

保育園の利用、仕事への復帰などについて悩んでいる方の参考になればと思います。

保育園のメリット

”親としての自分”ではない時間を持てる

保育園の最大の特徴は、「物理的に子どもと離れる時間ができること」ですよね。
仕事といえども、一人で出歩いて大人と会話ができる。
ランチに、おしゃれなカフェごはんでもラーメンでも、好きなものを熱々で食べられる。
有休を使えば、自分の時間も作ることができます。
※仕事が休みの時の保育園の利用については、園ごとにルールがあるので確認しましょう。
仕事をしているからこその悩みや大変さはもちろんあります。
でも、子育て以外の世界とのつながりを持てることはとても大切なことです。
特に、

  • 子どもを産んでから世界が狭まった
  • 世間から取り残されるような孤独を感じる

という方にとっては、保育園に預けて過ごす時間は、何にも代えがたいものになると思います。

子どもを愛してくれる人が増える

「0歳から預けるなんて…」と言われることもありますが、0歳児はみんなのアイドルです!
ほかのクラスの先生がわざわざ休憩時間に抱っこしてくれたり、
在園児がお世話をしてよしよししてくれたり。
0歳児はみんなから愛される人気者です。

小さい子が自分より小さい子を愛でている姿はほっこりします

特別なのは、担任の先生。
親以外に、日々の成長を見守り、変化を気にかけてくれる大人ができるのです。
確かに親とは離れてしまいますが、保育園でたくさんの人に大切にされて、かわいがれ、見守られています。
わたし自身、お迎えに行ったときに、先生のお膝でにこにこの子どもを見て、安心してあずけることができました。

子どもの成長・子育ての悩みを共有できる

子育てをしていると、悩みは尽きないですよね。
日々のちょっとした悩み事、手を焼くイヤイヤ期など、先生に助けられることがたくさんありました。
自分の子どものことは、些細なことでもあれこれ気になってしまいますよね。
「孤育て」ともいわれる時代、親とは別な視点で日々の成長を見守ってくれる保育士さんに救われる親は多いと思います。

親以外に子どもを見守ってくれる存在がいることは心強いです!

また、ほかの保護者との交流が持てるのも保育園の良いところです。
幼稚園に比べて、保育園はママ友を作りにくい面はありますが、クラス懇談や行事で話す機会があります。
付き合いの深さも人によってバラバラなので、自分の好きな距離感で付き合うことができますよ。

保育園だから経験できることがいっぱい!

幼稚園に比べ、教育的要素が少ないと言われる保育園ですが、子どもたちは毎日様々な活動をしています。
お散歩に出て自然と触れ合ったり、教室でシールやはさみ、のりを使って製作をしたり。
スライムや寒天などを使って、全身汚れるほど思い切り遊ぶ日もあります。
家ではなかなかさせられない遊びをたくさんさせてもらえます。
また、異年齢交流も盛んなので、兄弟の有無に関係なく、年の近い子から様々な刺激を受けられます。
そして、なんといってもありがたいのは給食!
保育園では、毎日栄養士さんたちが、出来立てのあたたかい食事をおやつを用意してくれます。
1日2回、保育園で栄養バランスの整った食事を摂っているのは、とても助かります。

給食食べているからいっか、と心に余裕ができます(笑)

家では食べなくても、保育園でみんなと一緒なら食べることもよくあるようなので、給食は本当にありがたいですよね。
月齢に合った食育・クッキングを実施している園もあり、楽しく食べることができますよ。

保育園のデメリット

子どもとの時間が減る

預けている日中はもちろんのこと、家に帰ってからも子どもとの時間がありません
保育園から帰宅して、食事、お風呂、寝かしつけに家事。
18時に帰宅し21時に寝かせようとすると、3時間ほどでこなさなければなりません。
家にいても、ゆっくりと一緒に過ごす時間はほとんどなくなってしまいます。
1日は24時間、できることは限られるので工夫して乗り切りましょう。

たとえば
  • 時間をお金で買う(時短家電の購入、家事の外注など)
  • 朝や週末を利用して、平日帰宅後にする家事を減らす
  • 短くても子どもと向き合う時間を意識的に作る

保育園7年目のわが家も、いまだに帰宅後は毎日戦いです。

毎日の積み重ねで疲労もたまるし、本当にしんどい

それでも、「少しでもいい時間」を子どもと過ごせるように、生活スタイルに合った工夫ができるといいですね。

子どもの「成長の瞬間」を見られない

記念日を大切にする方にはつらいかもしれません。
ハイハイ、つかまり立ち、よちよち歩きにおしゃべり…
保育園で過ごす時間が長いので、初めての「できた!」を見逃すことはあります。
こればっかりは運ですね。

家にいても「初めて」の瞬間を見逃すこともある

わたしはあまり気にしないタイプですが、見られなかった瞬間を嘆くより、目の前にいる子どもをしっかり見る方が大事かな、と思っています。
たとえ初めてでなくても、「できた!」とドヤっとしている子どもを見られたらとっても嬉しいですよね。

急な休みで仕事も体力もメンタルもきつい

これは働く親にとって永遠の課題ではないでしょうか。
子どもは集団生活を始めると、本っ当に体調を崩します。
よく「3歳までは免疫を付ける時期だから仕方ない」と言いますし、その通りなのですが全く慰めになりません…。

長女が入園してから三女が3歳になるまで8年かかるのに、仕方ないとか言ってられない

ちなみに休みまくりは子どもが多いほど続きます。
兄弟間でうつしあったり、順番にり患すると休みが長引くからです。
休みの取やすさは職場環境、業務内容に左右されるところが大きいですが、預けている限り、子どもの体調不良で休むことは絶対なので、被害を最小限にできるよう工夫しておきましょう。

たとえば
  • 病児保育の登録をしておく
  • 親も子も、心と体の休養をしっかりとる
  • 「急に休むこと」を前提に仕事をしておく
  • 夫婦・パートナー間で働き方・休み方を相談しておく

子どもの病気は大変ですが、成長する上で仕方のないことです。
少しでも負担が減るように、できる備えをしておきたいですね

保育園に通うためのコストがかかる

幼児教育無償化の対象外なので、0~2歳児は保育料がかかります。
自治体や保育園の種類によっても変わりますが、長女の時は月に6万5000円の保育料がかかっていました。
「保育園に通う2人目以降の子どもは保育料無料」という自治体なので、次女と三女はかからずに済みました。
本当にありがたかったです。

保育料の助成の有無、減額・無料等の条件は自治体によって異なるのでよくチェックしましょう!

保育料のほかに、園生活で必要なものもあり、保護者の協力が必要な行事もあります。

保護者負担の例

布団の購入・持ち帰り/布おむつの使用/主食の持ち込み/園庭用の外靴・上靴の有無/行事や役員などの保護者の仕事 など

※園によって必要なものやルールがかなり異なります。
保育園に通うと、保育料等の金銭的なコストと、持ち物の管理や洗濯、役員などの労力的なコストもかかります。

金銭的コストは家計を圧迫し、労力的コストは日々メンタルと体力を削ります…

保育園に入園できないと仕事もできないので、「園の方針を考慮して選ぶ」のではなく「どこでも良いから入園させたい」となってしまうのが実情だと思います。
それでも、何か所か希望を出せる場合は、希望順位を決めるときにこういったコストの面も考慮にいれるといいかもしれないですね。

まとめー親も子も納得できる、ステキな保育園ライフを!

保育園のメリットとデメリットをお話ししました。
仕事が好きな人、生活のために働く人、自分の時間が欲しい人…
預ける理由はひとそれぞれだと思います。
預けることを後ろめたく感じる人もいるかもしれません。

わたしは子育てを理由に仕事から逃げ、仕事を理由に子育てから逃げました

でも、保育園で過ごす子どもたちを見ていたら、預けることは決して悪いことではないと思うのです。
そして、そう思えるのは保育園の先生方のおかげです。
先生たち、いつもありがとう!という感謝の気持ちで記事を締めたいと思います。
親も、子どもも、保育園も、それぞれの立場で納得できる、そんな生活を送れる人が一人でも増えると嬉しいです。

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