改めまして、はじめまして!こげまると申します。3人の娘を育てる30代の母親です。
わたしは公務員として働いていましたが、いわゆる“仕事と家庭の両立”に悩み、退職をしてブログ&アフィリエイトで独立しました。
公務員は原則、副業禁止なので、まずは副業として始めて…というのができなかったのです。
公務員を辞める前、悩んでいたわたしは色々なことを調べました。
ネットで検索をしていると
公務員を辞めてフリーランスに転身なんて愚の骨頂。絶対やめとけ!
という内容の記事をいくつも見つけました。
それでも、わたしは公務員を辞めました。
この記事では、どうして公務員を辞めてブログを始めたのか?その理由について書きたいと思います。
ちょっと長いですが、お付き合いいただけると嬉しいです。
公務員を辞めた理由
家族のために、時間と心の余裕が欲しい
公務員はかなり安定しています。
給料はもちろん、ボーナスは年に2回必ず支給され、福利厚生もバッチリです。
しかも、各制度も充実しているので、産休・育休はもちろんのこと、保育時間・育児時間・育児短時間勤務などが認められており、かなり手厚かったです。
公務員なので、法律で認められている制度が使えない、ということはないですからね。
世間では、産休・育休を取得できず、やむなく退職した・・・ということが未だに多くある中、わたしはかなり恵まれていました。
それでも、なぜ辞める選択をしたか?
- 時間やタスクに追われ、ただ過ぎるだけの毎日に疲れた
- キャリア形成が難しい
というのが主な理由でした。順にお話しします。
仕事をする、家事をする、育児をする。
それぞれ単独でこなすだけでも大変ですが、もしもすべての役割を担うとしたら?
世の中では“仕事と家庭の両立”が謳われていますが、仕事と家庭の両方に100%の力をつぎ込むことは無理です。
50%‐50%も無理です。
そもそも、仕事だけ・家庭だけの場合でもエネルギーを100%捧げるわけではありませんよね。
そう考えると、仕事でも家庭でも、どれほどパフォーマンスが下がるか想像していただけるかと思います。
個人的には、”両立”という言葉が悪すぎると思います。
とにかく毎日忙しく、朝起きてから夜寝るまで、常に追い立てられる感覚でした。
仕事も精一杯やっても、以前のようには働けませんし、急は休みや早退が続きます。
家にいても、子ども相手に「急いで!」「早くして!」「ちゃんとして!」を連発。
「ママ、あのね」という子どもにもゆっくり向き合う時間がないのです。
子どもが体調を崩しても、「大丈夫?」と心配するよりも先に「休みの連絡をしなくちゃ、仕事どうしよう・・・」という考えが頭をよぎります。
“毎日、こんなに頑張ってて大変なのに、どうしてこんなに中途半端なんだろう”
と、社会人としても親としても、なんともいえない無力感に駆られました。
それでも、子どもが大きくなるまでの数年間を耐え忍べば少し先が見えてくる、という言葉を子育てをしていたら誰もが聞いたことがあると思います。
小学生以上ならではの大変さは別にありそうですがね…。
子どもが小さいときは仕事をセーブするので、キャリアは周りから遅れてしまいます。
仕事を続けるとなると、遅れたキャリアの取り戻し方と、これからのキャリアについて考えなければなりません。
私の場合は、仕事を続けると長期研修への参加や地方転勤が必須でした。
長期研修や、地方転勤のときに家庭をどうするか?
その働き方ができるのか?働き続けたいのか?
そう考えたとき、わたしの答えは“ノー”でした。
でも、お金も欲しい
公務員を辞めたら専業主婦になるのか?
その答えも“ノー”でした。
- 一人で家事育児をこなす自信がない
- 収入のすべてを夫に依存する罪悪感と危うさ
という懸念があったからです。
第一子からずっと共働き・保育園生活だったので、ハッキリ言って一日中子どもと過ごせるスキルはありません。
加えて、超インドア派で、子どもに色々な経験をされてあげられるスキルも度量もないわけです。
できれば、保育園に通わせて家ではできない経験を積み、親以外の大人とかかわってほしいと思いました。
また、収入差はあれど、“自分も家計を支えている”といった1つの自負のようなものがなくなってしまうことも、どことなく不安に感じました。
そして、考えたくもないですが、もしも夫に何かあったら…1人で子ども3人を育てなければなりません。
そんなとき、収入を得る手段は持っていた方がよいと思ったのです。
自分のことも大切に。母親だって充実したい!
仕事を辞めて時間ができたらやりたいもう1つのこと。
それは「自分のことを大切にする」ことです。
仕事をしていたころのわたしは、常にイライラしていました(今もかな)。
HSPやPMSなど、うまく付き合っていかなければならない気質・体質と向き合う時間もなく、たまったストレスは甘いものや無駄な夜更かしで発散していました。
そんな生活を続けていれば当然、太ったり体調を崩したりして、そのせいでまたストレスがたまる悪循環に陥っていました。
自分のために時間を使えたら。
やりたいこと、なりたい自分になるために努力する時間があったら。
不満をためてイライラしている母親より、目標に向かって努力するキラキラした母親でありたい。
このままだと、子育てしんどい、人生しんどいってしているだけの母親になってしまいそうだったのです。
自分自身が充実していて幸せだったら、人にも優しくできますよね。
わたしがわたしを大切にすることは、自分のためにも家族のためにもなると思っています。
もしも誰かの助けになれたなら
そんな夢のような時間の使い方をするにはどうしたらいいか?
小さい子どもがいると、ただでさえ転職活動は難しいです。
公務員から民間企業への転職というのもなかなか厳しいと聞きます。
色々と調べるうちにたどり着いたのがブログでした。
もともと文章を書くのは好きだったので、書く仕事ならできるかもしれない、と思ったのです。
まぁ実際やってみると書くってすごく大変な作業ですけどね…。
ブログをするなら何を書こうかな、と考えて最初に思いついたのが大好きな絵本。子どものために一生懸命選んだおもちゃ。
子どものいる友人にプレゼントを贈ったとき、「こげちゃんからのプレゼント、子どもが喜んでる!」と喜んでもらえた経験も後押ししました。
また、自分が悩んでいるHSPやPMS、子育てについても発信できるのでは、と思いました。
子育てをしていると、とにかく時間がなくて調べもの1つするのも大変ですよね。
せっかく色々調べても、情報が出てこなかったり、ようやく見つけても情報が不十分だったり。
もし、わたしがブログで情報発信をしたら。
自分が知りたいこと、興味のあることを、仕事として学べる。
ゆっくりと調べて考える時間が持てる。
自分のための時間と仕事のための時間を同時に使える。
そして、同じ悩みを抱えている方、同じ探し物をしている方の、ほんの少しでも助けになるかもしれない。
そう考えると、一石二鳥どころの話ではありません。
実現出来たら。誰かに届いて助けになれたら。
毎日あわただしく過ぎるだけの日々よりも、ずっと良い。
そう思ってブログを始めることにしました。
まとめ
かなり長くなってしまいましたが、わたしがブログを始めた理由は
時間もお金も、望むものすべてほしい!
というびっくりするほどストレートな欲求です。
良いことばかり書き連ねましたが、
ブログなら大好きなゲームやドラマ、マンガに費やした時間も仕事に昇華するチャンスがあるかも!
と娯楽に振り切った期待もあります。だって好きなんだもん。
実際、ブログを書く現実は、とても厳しいと思います。
挫折するかもしれません。
というか無料ブログではすでに半分挫折しました。
実際にブログで生計を立てている方々からしたら、「甘いことばかり言って夢見てるんじゃないよ!」と思われるかもしれません。
でも、いつか成果が上がったとき「最初にこう書いたけど、達成できたよ!」と書くのが夢です。
以上、長々と書いてしまいましたが、わたしのブログライフが今後良いものでありますように!
そして、誰かの助けになりますように!
そんな思いで、続けていこうと思います。